かかりつけ医(思春期外来)が見つかるまで
2017年 06月 20日
娘さんの今の主治医が見つかるまで・・・
本当に暗中模索、長い時がかかりました。
幼いころからオヤ?と思う所はあったけど、
娘さんの赤ちゃんの時代は今ほど発達障がいがポピュラーではなくて
泣いても、叫んでも、協調性がなくてもなんとなくその子の性格で片付けられていました。
今娘さんが赤ちゃんなら、きっともっと早く自閉症スペクトラムだってわかって、
療育だってできていたんだろうなぁって思います。
幼稚園の園長先生もアレッ?って思ったらしいですが、はっきりと口にはお出しにならず、
「もしかしたらって思うのだけど、お母さんもそう思う?調べてるの?」
くらいで話も終わってしまったように記憶しています。
娘さんが初めてカウンセラーさんの門を叩いたのは小3の終わりの頃。
でもそのカウンセラーさんは出産間近でたった2か月でカウンセリング終了。
その後はかかりつけ医の先生に紹介されて行った所は精神科の先生。
でも、こどもが専門で無いから、なんかなぁ~・・・しっくりこないなぁ~・・・
と思っていたら父の仕事関係で転勤。
その後は地元の小児科で発達障がいも見て下さると言うので行ってみましたが、
先生、やっぱり専門ではないらしい。
そこで1年ほど作業療法をしてもらいましたが、作業療法の先生がおやめになると言うので
思い切って先生に大学病院に紹介状を書いていただく事にしました。
大学病院の付属のこどものためのクリニック。
ここはとにかくいつも混んでいて予約が月1回。
お薬でなんとかしましょうってスタンスに感じられました。
リクエストをしてカウンセリングもしてもらったけど、
なんだか娘と臨床心理士さんはアニメの話ばかりしている様子。(娘談)
まぁそういう物なのかもしれませんが。
お薬を飲んでも、カウンセリングを受けても、娘さんの様子が殆ど変わらない状態なのでここでも先生に
「子供の為の感情コントロールをやってくれる病院をみつけたのですが、紹介状を書いてもらえますか?」
とドキドキ、バクバクしながら伝えてみますと、先生はあっさり
「いいですよ。私も興味があります。様子を教えてください。」
と言われ、紹介状をすぐに書いてくださいました。
感情コントロールの病院は我が家から下道で片道2時間。
このころは特に長い時間を待たされるのが苦手な娘さん。
途中、何度か泣かれて彼女を連れての通院はひどく疲れました。
でも・・・
実際に行ってみるとまだ感情コントロールのグループはスタートしておらず、
お薬を処方されたのみ。
お薬は効くどころか、娘さんの様子がどんどん悪くなってしまって
癇癪は酷い、
体重は8キロ落ちる
でガリガリ寸前に。
そんな時、娘さんがこちらのクリニックで待ち時間に酷い癇癪をおこしてしまったんですね。
小さいお子さんとお母さんを怖がらせてしまったんですね。
そうしましたら、先生、氷の様な目で
「うちでは娘さんを診るのは無理です。感情コントロールも難しいと思います。元の病院に戻ることをお勧めします。」
と言われ、ほぼ見捨てられる様な形になったのです。
長くなりますので次回に続きますね。
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by benikaname
| 2017-06-20 00:34
| 広汎性発達障害