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かかりつけ医(思春期外来)が見つかるまで

娘さんの今の主治医が見つかるまで・・・
本当に暗中模索、長い時がかかりました。

幼いころからオヤ?と思う所はあったけど、
娘さんの赤ちゃんの時代は今ほど発達障がいがポピュラーではなくて
泣いても、叫んでも、協調性がなくてもなんとなくその子の性格で片付けられていました。
今娘さんが赤ちゃんなら、きっともっと早く自閉症スペクトラムだってわかって、
療育だってできていたんだろうなぁって思います。

幼稚園の園長先生もアレッ?って思ったらしいですが、はっきりと口にはお出しにならず、
「もしかしたらって思うのだけど、お母さんもそう思う?調べてるの?」
くらいで話も終わってしまったように記憶しています。

娘さんが初めてカウンセラーさんの門を叩いたのは小3の終わりの頃。
でもそのカウンセラーさんは出産間近でたった2か月でカウンセリング終了。
その後はかかりつけ医の先生に紹介されて行った所は精神科の先生。
でも、こどもが専門で無いから、なんかなぁ~・・・しっくりこないなぁ~・・・
と思っていたら父の仕事関係で転勤。

その後は地元の小児科で発達障がいも見て下さると言うので行ってみましたが、
先生、やっぱり専門ではないらしい。
そこで1年ほど作業療法をしてもらいましたが、作業療法の先生がおやめになると言うので
思い切って先生に大学病院に紹介状を書いていただく事にしました。

大学病院の付属のこどものためのクリニック。
ここはとにかくいつも混んでいて予約が月1回。
お薬でなんとかしましょうってスタンスに感じられました。
リクエストをしてカウンセリングもしてもらったけど、
なんだか娘と臨床心理士さんはアニメの話ばかりしている様子。(娘談)
まぁそういう物なのかもしれませんが。

お薬を飲んでも、カウンセリングを受けても、娘さんの様子が殆ど変わらない状態なのでここでも先生に
「子供の為の感情コントロールをやってくれる病院をみつけたのですが、紹介状を書いてもらえますか?」
とドキドキ、バクバクしながら伝えてみますと、先生はあっさり
「いいですよ。私も興味があります。様子を教えてください。」
と言われ、紹介状をすぐに書いてくださいました。

感情コントロールの病院は我が家から下道で片道2時間。
このころは特に長い時間を待たされるのが苦手な娘さん。
途中、何度か泣かれて彼女を連れての通院はひどく疲れました。

でも・・・
実際に行ってみるとまだ感情コントロールのグループはスタートしておらず、
お薬を処方されたのみ。
お薬は効くどころか、娘さんの様子がどんどん悪くなってしまって

癇癪は酷い、
体重は8キロ落ちる

でガリガリ寸前に。

そんな時、娘さんがこちらのクリニックで待ち時間に酷い癇癪をおこしてしまったんですね。
小さいお子さんとお母さんを怖がらせてしまったんですね。
そうしましたら、先生、氷の様な目で
「うちでは娘さんを診るのは無理です。感情コントロールも難しいと思います。元の病院に戻ることをお勧めします。」
と言われ、ほぼ見捨てられる様な形になったのです。


長くなりますので次回に続きますね。




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# by benikaname | 2017-06-20 00:34 | 広汎性発達障害

不登校への階段⑤

娘さんには当時「発達障がい」と言う事をまだ伝えておりませんでした。
それは人と違う事を人一倍気にする娘の気持ちを考えて、
また、彼女の性格からはまだ受け入れられないだろうと父とも話しをていたからです。

しかしながら保険の先生の考えは違いました。
「早く本人に伝えてあげてください。」
今思えばなぜ主治医でもない保険の先生に言われてたじろいでしまったのか?

その事を当時の主治医にも相談してみたのですが、
「なんなら私から言いましょうか?」
と風邪の告知でもするかのようにとっても軽くおっしゃるのです。
でも保険の先生にも言われているし、お願いしようか?
と父とも本当に悩みました。
その日は持ち帰って次回まで考えることにしました。

でも入学一か月頃には娘さん、行き渋りをする様になり、遅刻になり、早退になり、
教室で大泣きをして廊下を走ってしまったり・・・
そんな時に心無い男子生徒に
「廊下は泣きながら走らないでください。」
と笑いながら言われてショックを受けてしまい、とうとう昇降口に入れなくなってしまったのです。

担任の先生ともお話をさせて貰い、毎日違う棟にある職員室に登校して、その後先生と相談室通学をすることになりました。
暫くはこれでもよかったのですが、相談室で調子が良いと担任の先生がお迎えに来て教室に戻そうとする・・・
これにも娘は耐えられなかったようで、徐々に校門までしか行けなくなってしまいました。
毎朝母が送っていくのですが、校門の前でストップしてしまう。
泣き出してしまう。
泣きながら学校へ行けば、相談室でも泣いてしまう。

小学校の頃は担任の先生が娘が焦ってしまった時、
失敗してしまった時にはその都度フォローに入ってくれたのでなんとかやってこれたのですが、
中学校は教科ごとの先生で性格も性別もタイプも違う。
まずこれに娘さんは参ってしまったようです。
自分だけ馴染めない、みんなは馴染んでいく!

その事を1か月後の診察で主治医に相談しましましたら、
「今新しい事(発達障がいのこと)を娘さんに言わない方が良いでしょう。」
との事になりました。

この当時の主治医の先生は立派な病院の立派な肩書の先生なのですが、なんか頼りなかったな・・・(回想)
アドバイスらしいアドバイスも特になく、聞き流すような診察だったし・・・




(不定期に)つづく




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# by benikaname | 2017-06-19 15:18 | 不登校

泣いてくれました。しかも大泣き。

今日も朝から父とレポートの残りをこなす娘さん。

しかし最初の国語で地雷を踏んでしまうのです。

漢字は読めるのですが、書くのは難しい。
読みは満点なのですが、漢字は135.png

「私だけ書けない。」

と怒り爆発141.png

ワーワー泣きましたよ!

きっと脳の回路が

「まっ、良いか」
「何とかしよう」

って感じにならないのが原因なんでしょうね。

まぁまぁウルサイノなんのって。

父には悪いけど、母は部屋を逃げ出させて頂きました。


それと、午後は

「学校に行きたくない!」

が始まりまして、母が洗濯物を取り込みに逃げましたら泣く泣く。
かまってもらえないのがよっぽど悔しかったのか

ワ~ワ~
ウォー
キー

と色んなパターンで悲鳴の様に泣いてくれました。
もうね、絶対にご近所に聞こえているよ!!!
きっと、あの、たぶん、癖のあるご近所さんには
娘さん、我が家、悪く言われてるんだろうなぁ!
疑心暗鬼です。なっちゃいます。

それでも夜になると

「明日は午後のコース授業だけ出ようと思う。
 レポートも出さないといけないし。」

と言う娘さん。

思わず母は拍手をしてしまいましたよ。
そして

「よく決められたね。」

と褒めました。

でも、でも、母の気持ちの中では明日は行けないだろうなと思っているのです。
行ってくれたら儲けもの位の気持ちで今はいます。
その方が行けなかった時に母の心が傷つきにくいから。
ハートをサポートしようとしているのです。

まだまだ悩む日は続きますね。





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# by benikaname | 2017-06-19 00:03 | 焦り(パニック)

行き渋りからの1時限のみ登校

娘さん、昨日絶対学校に行かなければならない理由がありまして、午後から1時限のみ参加してきました。
辛そうでしたが、1時限のみと言うのが行けた要因かな。

なにしろ39度台の熱が続き数日まとめて休んだ後に、あるあるの行き渋り!
10日間も学校へ行かなかったんだもの。
行きたくないし、行きづらいよね。

でも、たった1時限のみでも行ってくれて母はとっても嬉しかったのです。
なんかもう、スキップして家の中を走り回りたいくらい。
何とも単純な母です。

それで娘さん、昨日担任の先生からたっぷりレポートを頂いてきまして、締め切りは来週!
土日で集中してやらないと間に合わない!

娘さん、不登校時代は勉強が殆ど手につかなくなってしまって、無理やりやらせると泣き出してしまう・・・
そんな状態でしたからレポートをやらせるのも一苦労と思いきや、JKになってからはとりあえずはレポートをやるのです。
ちょっと父が手伝いますがと言うか、父が横にぴったりついてないとできないのですがね。

そしてちょっとでも問題を間違えると泣く!
今朝も
「こんな簡単な問題を間違えるなんて。ウワアァ~~~」
と泣き出す娘さん。
我慢強い父はそれでも娘をナダメすかしレポートを継続させるツワモノです。

母もレポートを手伝っても良いのですが、娘の希望で父が選抜されます。
まぁ父の方ができた人間なので、娘もそれがわかっているのでしょう^^;
母は娘さんが泣いたり怒ったりするとどうもシンクロしちゃいやすいのです。
大人げないです。

とりあえず今日の分(半分)は終わったので、明日もう半分やらせる予定だそうです。

頑張れ娘!そして父!




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# by benikaname | 2017-06-17 14:38 | 不登校

不登校への階段④

桜の花が散りかけているとある4月の日、
娘さんは地元中学校の1年生になりました。

どうなっちゃうんだろう?
と母も緊張しながら娘は学校へ通い始めました。

でも2~3日で娘さん、緊張と焦りから学校で泣き始めたんですよね。
まぁ、想定内ではあったのですが、娘さんと同じ小学校の生徒たちは慣れたもんで^^;
またか位に思ってくれているようなのですが、他の小学校出身のクラスメイトはビックリしたようです。
そうですよね!新学期早々ある同級生が焦って突然泣き出すって!

親の方も割とすぐにPTA役員を決めたりと、学校へ行く機会があったので
放課後担任の先生にお話をさせて欲しいと・・・連絡をさせてもらいました。

すると先生は当日に、
「会議室もどこも今いっぱいなので保健室で良いですか?」
と保健室にエスコートして下さいました。

保険の先生はサバサバしていてちょっと怖いくらいでしたが、
「お母さんどうぞ」
とコーヒーをいれてくださいました。
そこで担任の先生と保険の先生に娘の大変なところ、困っているところをお話ししました。
入学前に女性の学年主任の先生に言われたことも伝えました。

先生方は
「確かに保健室で泣かれてしまうと困るけど・・・
 来て悪い事はないです。
 上の階に相談室があるから、そちらを利用して貰えば良いかも・・・
 ただ相談室も使える時間帯が決まっているからルールは守ってもらわないといけません。」
だそうです。

とりあえず担任の先生、保険の先生、相談室の先生が居てくれるとわかっただけでもホッとしました。
「また是非相談に乗ってください」
と先生方にご挨拶をして母は保健室を後にしたのでした。

この後、母は度々担任の先生、保険の先生、相談室の先生と話す機会ができるのであります。



(不定期に)つづく




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# by benikaname | 2017-06-16 14:06 | 不登校

高校生の娘は自閉症スペクトラム(発達障がい)で思春期真っ只中、母は心身お疲れモード。


by benikaname